大量生産の100年が、いま変わろうとしています。プロダクトデザインは量産経済と ともに発展してきましたが、デザインそのものは長い歴史のなかで、つねに技術や経 済・文化をリードしてきました。デザインは暮らしの文化と非分離にあり、近代産業 デザインが忘却してきた文化技術と文化資本をもちえています。ひとりひとりの暮ら しを豊かにするために、先端技術と伝統的文化技術との多角的なバランスをうみだす ホスピタリティデザインを、マネー資本主義に停滞する経営マネジメントと進んだ技 術可能性との不均衡をつきぬけるべく、新たに構成していきたいとおもいます。業態 をこえて、俯瞰的な視座と個々の実際的使用とのシナジーを、超領域的に考察かつ開 発ディレクションをしめしていきます。
ホスピタリティ デザイン会議 顧問
山本哲士(東京芸大客員教授)